ONE TEAM」で感じた、助け合いの心。——ANA FESを通して見えた“人の力”
穴織カーボンでは、毎年恒例の社内イベント「アナオリフェスタ(通称ANA FES)」を開催しています。
2025年は、高槻・摂津峡の「三好の里 BBQガーデン」にて開催されました。BBQの他に、ゲームなどのチーム対抗戦を通じて、各拠点のメンバーが一堂に集結。笑顔と活気に包まれた一日となりました。
今年の実行委員長を務めたのは、穴織カーボン・マレーシアの営業担当、唐木田 佑也さん。
初の大役を果たした唐木田氏に、イベントを終えての想いや舞台裏を伺いました。
Q: ANA FES 2025を振り返ってみて、いかがでしたか?
「まさに、会社全体が“ONE TEAM”で臨む会でした。」
実行委員長を任命された時は、正直、不安しかありませんでした。
ですが、個性豊かな実行委員メンバーの温かい支えがあり、無事に最後までやり遂げることができました。本当に素晴らしい仲間に恵まれたと思っています。
また、実行委員以外の多くの社員の協力があってこそ成り立ったANA FES。
改めて、「この会社の力は“人”にある」と実感しました。
このイベントを通して、“助け合い”や“支え合い”といった、人として一番大切な心を再認識できたことが何よりの収穫です。
普段の業務ではなかなか味わえない一体感を体感できたのは、ANA FESという場があったからこそ。当社の社是・社訓をまさに体現する、素敵な一日でした。
イベントが「成功」だったかどうかは、私にはわかりません。
でも、心から一体感を感じられたこと、それ自体が成功だったと信じています。
この会を支えてくださったすべての方に、心より感謝申し上げます。
Q: 実行委員長に選ばれた時のお気持ちは?
「なぜ私が!?と思いました(笑)」
正直なところ、社歴1年で、ANA FESの参加経験すらない私がなぜ?と思いました。
ですが、せっかく頂いた機会。挑戦する気持ちで前向きにお引き受けしました。
最初のうちは、「チームで決めよう」と意識しすぎて、自分の意見を控えていた部分もありました。
しかし途中で、「せっかく委員長を任せてもらったのだから、自分の考えも出していこう」と気持ちが変わりました。
そのたびに、発言や決定に責任が伴うことを実感し、「自分を消す」というのは実は“責任を他人に任せること”だったのだと気づかされました。
この経験は、自分自身の成長につながる大きな学びとなりました。
Q: 印象に残っている出来事はありますか?
「場所の変更が決まったときは、本当に焦りました。」
急遽、会場変更の判断を下さなければならなかったとき、不安と課題が一気に押し寄せました。
けれども、一つ一つ課題をクリアし、最終的には「変更して良かった」と心から思えました。
どんな困難も、チームで乗り越えられる——その強さと団結力を実感した瞬間でした。
終わりに
ANA FESは単なる社内イベントではなく、「人と人とのつながり」を改めて感じる特別な時間。
“ONE TEAM”を胸に、それぞれの拠点、そして世界中で頑張る仲間たちの絆が、また一層深まりました。
唐木田さん、素敵なお話をありがとうございました。

