Research & Development

研究・開発

カーボン・グラファイト素材の研究を通じて、穴織カーボンの事業分野に関連する研究開発を推進し、新たな知見や技術を創出することで、革新的なサービスの提供を目指します。

Spark Plasma Sintering

放電プラズマ焼結法(SPS)による製品開発

カーボン・グラファイトとタングステン(金属)の板を接合するSPS手法を共同研究により生み出し、特許を取得。その他、弊社が扱う炭素繊維カーボンコンポジットなどSiC(炭化ケイ素の複合材)製品や、新たな素材接合の試作実験を行っています。

SPSで可能な【焼結】【接合】【改質】等の技術を用い、新たな商材を開発します。

研究開発用の小型装置と量産可能な連続式装置を保有しており、R&Dから量産までのお手伝いが可能です。

SPS装置は型や構造体等でグラファイト材を多く用いる事から、穴織カーボンの事業の主となるグラファイト加工の技術が応用でき、新たな商材開発に貢献しています。

SPSの特長

▶︎高機能素材の創出

▶︎均質な製品(高性能)

▶︎工程が短時間

▶︎消費電力が少ない

▶︎炭素材料を多く用いる

・黒鉛 ・炭素繊維複合材料 ・黒鉛シート ・カーボンフェルト

nuclear fusion

核融合

核融合向け分野には、長年に渡り装置内のダイバータ製造等、グラファイトの加工で貢献しておりました。現在はSPSを用いた異種接合製品を中心に新たな商材の開発を進めております。

核融合の実現に向け、現在は官民問わず世界各国で装置開発が進められております。

実現に向けては、実験から実証、そして実用化に向けた原型となる装置開発が進められており、それぞれのフェーズで必要となる素材が変わってきます。

そんな中で穴織カーボンではSPS装置を用い、各装置で必要な要求事項を満たす材料開発を進めております。

食品フィルムなどで使用されるアルミ蒸着フィルム製造用途向けに、新たな素材の開発を進めております。

新たに開発した素材では、従来比で2倍以上の高寿命化が図れており、顧客の生産性向上に大きく付与出来る素材となっています。

他にも高断熱性能のフェルト開発などを進め、同業界に大きな貢献が出来るべく開発を進めています。

roasting machine

焙煎機

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    グラファイトの特徴である高い熱伝導率と、昇温冷却の早さ、そして遠赤外線効果でコーヒー豆が均一に焙煎できるコーヒー焙煎機を、工業炉製造技術で日本の産業を支えている株式会社モトヤマと共同開発。

    詳細を見る

Laboratory

研究所

【機械】

  • 小型SPS装置

  • 大型SPS装置

研究・開発に関するお問い合わせ

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