Recycle
リサイクル事業
地球の未来を考え、多種多様なパートナーの皆さまと連携することで環境保全などの取り組みを実践し、社会的責任を果たしていきます。
【事業内容】
廃プラスチックを原料とした「製鋼副資材」の開発・販売。
現在は電炉をお持ちの企業様を中心に、化石燃料の代替品として利用いただいており、石炭・無煙炭使用量、コスト、CO₂削減効果において高評価をいただいております。
Products
製品
昇熱材
マグスタック
〈主原料〉
樹脂50%+鉄粉50%
〈特徴〉
- 予備加熱時に電炉に投入する昇熱材
- 炉内の温度を上昇させる
✳︎ 磁着させる事で、リフマグでの運用が可能となった
昇熱材
エコマイト
〈主原料〉
樹脂70%+鉄粉30%
〈特徴〉
- 鉄スクラップを溶かす際の昇熱・加炭効果など
- 昇熱・加炭材と同形状で類似構成である(Φ30×40~70㎜)
- 発熱量は石炭以上コークス未満
- 原料の配合比を変えたり、別の原料を加えて製造可能
サーマルリサイクル(焼却)→ケミカルリサイクル(熱分解)を目的とし、樹脂に含有するCを有効活用する為の製鋼副資材であるエコマイトは、一般的なRPFと異なり燃焼温度を鉄の溶融温度近くまで高めているので燃焼ロス、煙・ニオイの発生を減らし、溶湯内でしっかり効果を発揮します。
炭素含有値も、炭材との一部代替品から完全互換相当品まで配合ができ、特別な設備は必要とせず予備加熱炉での利用も可能です。
昇熱材・塩素値0.01%の樹脂パウダー
RPF
〈主原料〉
溶かした樹脂を粉砕したもの
〈特徴〉
- 塩素ゼロ。塩素ガスの発生を抑制し炉へのダメージを気にせず、主にボイラー等で使用可能
- 発熱量は石炭程度
Production Base
製造拠点
What is recycle?
リサイクルとは
日本で一般的に行われているサーマルリサイクル(廃棄物を単に焼却処理せず、焼却の際に発生する熱エネルギーを回収・利用すること)は、最終的に埋立に頼る(=ゴミが出る)ことがあり、EU(米州や欧州)ではリサイクルと認められていません。
よって、近年日本では、サーマルリサイクルからマテリアルリサイクル(樹脂製品用原料に再生)やケミカルリサイクル(製銅副資材に加工)に積極的に切り替えていく方針です。