#スタッフ1: 工場長のお仕事

#スタッフ1: 工場長のお仕事

ANAORI:入社経歴とお仕事内容にについて教えてください。

:2003年に製造職の経験がある人材として穴織カーボンへ入社して以来、工場勤務で加工職をメインとしながら中国昆山での合併会社立ち上げやマレーシア工場の立ち上げにも携わり、現在では高槻171工場の工場長を担っています。人材管理や育成、品質・安全管理、問題解決や監督業務など全体を束ねる多岐に渡る業務のほか、業務課では事務関係、切断(現在は切断担当スタッフが不足のため)、荷受け、梱包、出荷などの実務も行なっています。

ANAORI:働く人や環境についてどう感じていますか?

石:171工場では仕事の際に皆が声を出すなど活気に溢れていて助け合える関係性が構築されています。またアイデアや考えが反映される環境でもあり、自分自身で考えて実行することが可能な環境であると思います。そして、入社してから現在まで外国人として差別されることは全くなく業務に真っ当出来ているところ、また女性5名(製造1名、事務2名、設計2名)が工場で活躍しているところなど性別や国籍を超えて働きやすい環境だと思います。

ANAORI:製造職や工場勤務の魅力、仕事のやりがいは何だと思いますか?

:国内外の素材や種類などを扱っている会社なので、新たなものを知れる驚きと、機械の様々な機能性を活かしてモノを作る楽しさや喜びを経験できるところは、魅力でありやりがいでもあります。工場勤務は皆さんが知っている通り体力が必要でフィジカル面では大変ではありますが、メンタル面においては状況が良くない時にみんなで助け合い、困難を乗り越えれる助け合いの精神を各人が持っているところ、近年ではマンパワーだけに頼らず、機械化に力を入れ「進化する工場」として前進し続けているところ、それが穴織カーボンならではの工場勤務の魅力だと感じています。何をする際にも、前向きな気持ちと元気(パワー)持って取り組むことを大切にして、やることに対して必ず結果は残したいと考えています。モノづくりの楽しさや喜び、色々工夫して製品が作れることに自信が蓄積され、最終的に結果を残せた時に頑張ってきてよかったとやりがいを感じます。

ANAORI:いつもパワーがみなぎっている石工場長ですが、今までのお話からもその熱意がとても感じられます。今後どんなことに挑戦したいと思っていますか?

:ありがたいことに現在はたくさんの注文をいただいており、工場も忙しい状態です。穴織カーボンはマレーシアを含む6つの製造拠点がありますが、より生産性を高めるため、それぞれ特化したモノづくりができる工場を増やせていけたらいいなと個人的に考えています。以前に全体朝礼で話した100人が働く工場も実現させて、たくさんのオーダーに対応ができる力強い工場(会社)を目指したいという夢を持ち続けています。そしてその先の更なる願望は、日本の基盤をしっかりとさせた上で、穴織カーボンの工場を中国でも展開したいと思っています。実現させるには、まず色々なことを任せられる人材を育て、自分が中国に介入できる窓口となり、より国際化を目指したいです。中国人として日本と中国(海外)を繋ぐ一員として、また穴織カーボンと言う社名を海外で轟かせられる架け橋となれたらいいなと思っています。何度も言うように、何かをやる以上(実現させるに)は何か結果を残し、人がやらないことを自らが率先してやらなければならないと思います。